【かしわ飯】カブトムシ
少し背の高い おにぎり棚に寄せたおでこ
甘い匂いに誘われたあたしはカシワメシ
流れ星ながれる 苦しうれし胸の痛み
生涯忘れることはないでしょう
生涯忘れることはないでしょう
【ミニスナックゴールド】長い間
気づいたのあなたがこんなに
棚の中にいること
愛してる
まさかねそんな事言えない
笑ってるあなたの側では
素直になれるの
愛してる
でもまさかねカロリーは500キロ
【ハッシュポテト】三日月
君がいない夜だって
そう no more cry もう泣かないよ
がんばっているからね
強くなるからねって
今度いつ会えるんだろう それまでの電池は
抱きしめながら言った
「コンビじゃなくセット」の一言
君がいない夜だって
そう no more cry もう泣かないよ
がんばっているからね
強くなるからねって
君も見ているだろう
この消えそうな ポテトを
つながっているからねって
愛してるからねって
アンケートに手を伸ばした
君に届けこの想い
【餃子の王将】とんぼ
死にたいくらいに憧れた
花の都 大王将
薄っぺらのボストンバッグ
店へ店へ向かった
ベトついた店の床を踏むと
ねじふせられた正直さが
今ごろになってやけに骨身にしみる
ああ王将の餃子よ どこへ
お前はどこへ飛んで行く
ああ王将の餃子が ほら
舌を出して 笑ってらぁ
【ブリの刺身】One more time, One more chance
いつでも探しているよ どっかにブリの刺身を
向かいのホーム 路地裏の窓
こんなとこにあるはずもないのに
願いがもしも叶うなら 今すぐブリのもとへ
できないことは もうなにもない
すべてかけて抱きしめてみせるよ
いつでも探しているよ どっかにブリの刺身を
交差点でも 夢の中でも
こんなとこにあるはずもないのに
奇跡がもしも起こるなら 今すぐブリに見せたい
甘いお醤油 これからの僕
言えなかった「好き」という言葉も