アクロス福岡
映像を含めて全てのレベルが高く、とても地域密着系とは思えない団体だ。
リーフレットを見る限り、北九州タクシー界のトップ企業である第一交通を筆頭に、数多のスポンサーを獲得している。
ここまで、しっかり会社として営業活動をしているプロレス団体は少ないのではないか。
果たして、試合も熱戦続きだった。
最初に全4試合と聞いた時には若干の物足りなさを感じたが、休憩なしのトータル2時間半は丁度良い塩梅の長さだった。
何というか、消化試合のようなカードがなく、それぞれに意味を持たせてあるので、観ていて飽きないのだ。
特に、セミファイナルのタッグ選手権は、とても良い試合だった。
終盤のシーソーゲームにハラハラし、最後の3カウントに思わず声を出してしまったほど。
桜島&三原組は若さと渋みが共存したグッドチームだが、それ以上にドラゲーコンビのコンディションの素晴らしさに感嘆。
何百、何千とリングに立って身につけた、絶妙なリズム感というか試合勘というか。
観客含めて掌で踊らされているような感覚になった。
こちらの九州プロレス、4月からは第一月曜日に定期戦をおこなうとのこと。
西鉄ホールをホームに戻すのだろうか。
月曜夜はまず間違いなく東京にいるので、生観戦は難しそうでツライが…。
YouTube LIVEで無料配信するらしいので、自宅で楽しめるというのは嬉しい限りだ。
後楽園ホールで多くの東京人に観てもらいたい団体である。
(理念的に東京での興行開催は無さそうだが)
ガチャガチャで、桜島選手のサイン色紙が当たって大喜び!