鍼灸あんま博物館
※昨年11月にSNSに書いた内容です。
ブレーキ博物館の方に教えてもらい、墨田区の江島杉山神社へ。境内にある杉山和一会館の2階に博物館がありました。
杉山和一とは、江戸時代初期の鍼灸師。
徳川綱吉(生類憐れみの令の将軍)のバックアップで、自ら開発した「管鍼法」を全国に広げた人とのことです。
博物館は小さいものの興味深い展示がズラリ。
経絡が明示された人形や、検校コスチューム、今昔の鍼グッズなど、思わず欲しくなる逸品ばかり。
検校頭巾を被ってみたい!本気で!
「徳川綱吉は愚将ではなく、世界で最初に福祉政策を実行した賢将である」との主張は、読み応えがありました。曰く「既得権益層との政争で愚将扱いされている」と。
鍼灸あんまに歴史あり、です。