粉砕者の日記

昔ながらの観光地、プロレス、寄席、映画、職人芸、人間の業、怪しいモノに目がない団塊ジュニアの日記

2021-01-01から1年間の記事一覧

【2021年】MY BEST エンターテイメント

私的ベスト1は『すばらしき世界』でした。一度しか観ていませんが、胸の中に残った「やるせなさ」を2〜3ヶ月も引きずりました。役所広司は日本の宝です。 『いとみち』『シン・エヴァ』は3回ずつ鑑賞。どちらも、これからの人生で折に触れて観続けるだろう素…

【ベルーシ】生き急いだ天才コメディアン

有楽町で観てきました。伝説のコメディアン、ジョン・ベルーシの生涯を追ったドキュメンタリー映画。 子どもの頃、正月の昼過ぎだか夜中だかに再放送されていた『ブルース・ブラザース』。そのカッコよさ、ハチャメチャさに驚き、ジェイク・ブルース(ジョ…

【庵野秀明展】奇才がどのように創られたのか

ようやく行きました! 久々の六本木でしたが、都会ぶりにビックリ。テレビで観る東京、という趣きでした。国立新美術館も相当にスタイリッシュ。照明が暗めで、館内に入った瞬間、眠くなりました。何にしても、よく行く浅草とは大きな違いです。 さて、私の…

【梅切らぬバカ】実力派による「じんわりストーリー」

錦糸町で観てきました。予告編を見て、これは観ておいたほうが良さそう…と思い立ちまして。老いた母親と中年になった自閉症の息子。地域の住人たちとの軋轢。根本的な解決はできず、過ぎていく時間。クスッと笑えることは多く穏やかで暖かな毎日なのに、実態…

【リスペクト】ソウル界の女帝の一代記

少し前に観てきました。ブルース・ブラザース好きとしては、この映画の鑑賞は義務だと捉えています。果たして、ジェニファー・ハドソンの歌唱力が凄まじく。心を揺り動かすリズムと声は、まさにソウル。何ともなしに、なぜか涙腺が緩みました。ズズッと音が…

【富士そば】レット・イット・ゴー

降り始めた雪は足あと消して真っ白な世界に一人の私富士が心にささやくのこの店は「そば」なんだと 戸惑い傷つき誰にも打ち明けずに悩んでた「うどん」ももうやめよう ありのままの「そば」を頼むのよありのままの自分になるの何も怖くない風よ吹け少しも寒…

【最後の決闘裁判】重くて暗い中世の男女ミステリー

早速、観てきました。1300年代のフランスで実際におこなわれた「決闘裁判」を題材に作られたミステリー。ネタバレを避けるため、極力、ストーリーを伏せて感想を。 上演時間は、何と2時間32分!シン・エヴァと同じぐらいの長さです。でも、全く長く感じず、…

【ユタと不思議な仲間たち】DNAを刺激する南部弁ミュージカル

浜松町にある自由劇場へ。 昔からの念願だった『ユタと不思議な仲間たち』をついに観劇しました。 私の四季マイベストは『夢から醒めた夢』なのですが、四季好きの同僚から「であれば、ユタは必ず観るべき!」と強く進言されておりまして。とはいえ、九州に…

【新聞広告】マッサージ機

2014年の日経新聞広告。 “マッサージ師が愛用する”マッサージャー。スイッチ部分、4本のハンドルの造形がたまらなくクール。まさにビンテージです。「背中に」のイラストがやや強引なれど。 29800円。

【プリズナーズ・オブ・ゴーストランド】日米D級マニア向けカルト映画

鬼才・園子温のハリウッドデビュー作!しかも、主演はニコラス・ケイジ!そして、映画レビューサイトは衝撃の1点台! 『地獄でなぜ悪い』が心のNo.1作品である私にとって、ここで観に行かないのは敵前逃亡に等しく。意を決して、映画館へ足を運びました。 い…

【オペラ座の怪人】テーテレテテテー♩の興奮

長らく観たいと思っていたミュージカルを鑑賞。初めて、東京の四季劇場に行きました。浜松町には、何と専用劇場が3つも!今回は「秋」で、上階も観やすくてビックリ。 オペラ座の怪人は、ストーリーをほぼ知らない状態だったので、新鮮な気持ちで観劇できま…

【007ノー・タイム・トゥ・ダイ】おじさんたちのアイコン

早速、観てきました。007シリーズは、あまり詳しくなくて。実はダニエル・クレイグ版しか観てないのです。 それにしても、クレイグ版ボンドの格好良さ!ピタッとしたオーダースーツが欲しくなります。もちろん、タキシード姿も最高。おじさんたちのファッシ…

【新聞広告】ケンコールーペ

2014年、日経の新聞広告。「両手が自由に使えるルーペ」という革新的商品!ただ、よく考えてみると単なるメガネですね。4260円(税抜)。その下にある電動ドリル92点セットも魅力的。

【放生会】見世物小屋2019年セットリスト

何と、2017〜18年の記録が残っておらず…。放生会に行ったのは間違いないのですが。2018年はGコンビナートの「狂ったOL」に衝撃を受けた記憶。OL風の衣装を着た若い女性が、淡々と自らの腕に業務用ボチギスを打ちまくるというハードコア芸でした。 というわけ…

【放生会】見世物小屋2016年セットリスト

2016年はGコンビナートのハードコアライブ。原則「我慢する芸」なのがとても清々しくて。 1. 病気老人(上半身裸&ももひき)鼻から口に鎖を通し、バケツをピックアップ 2. 中国の達人(カンフー着、初老)頬に鉄串を刺し、ロープを付けて台車を牽引 3. 女総…

【放生会】見世物小屋2015年セットリスト

この10年ぐらい、見世物小屋のメインキャストは、Gコンビナートとデリシャスウィートスによる隔年での交互出演となっています。2015年はデリシャの年でした。 記録していなかったので、うっすらとした記憶を頼りにセットリストを思い出します。 1. 怪力女マ…

【放生会】見世物小屋2014年セットリスト

博多の秋祭り『放生会』(ほうじょうや)。参道にズラリと並ぶ露店群が圧巻です。放生会といえば、言うまでもなく見世物小屋。毎年通い続けてきましたが、コロナ禍で昨年今年と2年連続中止…。このままフェイドアウトは避けてほしいとの想いを込めて、過去の…

【餃子の王将】部屋とYシャツと私

ニラと豚肉とキャベツ 愛するあなたのため毎日包んでいたいから 時々水を差してね愛するあなたのため きれいに焼かせて

【ココイチ】浪漫飛行

君と出逢ってから いくつもの夜で頼み明かしたはちきれるほど My Dream漬物・ツナだけをポークカレーへ In The Sky飛び回れ このMy Heart 時が流れて誰もが行き過ぎてもYou'er Just A Friendココイチに メンチを一つ載せてポークカレーへ In The Sky飛び回れ…

【ココイチ】糸

なぜ めぐり逢うのかを私たちは なにも知らないいつ めぐり逢うのかを私たちは いつも知らないどこにいたの 生きてきたの遠い店の下 ふたつの物語 縦の人はカレー 横の人もカレー織りなす皿は いつか誰かを暖めうるかもしれない 縦の人はカレー 横の人もカレ…

【雷魚】ハイブリッドエンジン

昔の画像を漁っていたら、雷魚(らいぎょ)の模写が出てきました。雷魚は、エラ呼吸も空気呼吸もできるという、言わばツインエンジンを持つ淡水魚。とはいえ、陸のままだとエラ呼吸できず死に、潜ったままだと空気呼吸できずに死んでしまうので、便利なのか…

【新聞広告】ユーモア話術

2015年の日経の新聞広告。 ユーモア話術。金額不明。 「面白いことを言ったつもりが誰にも受けない。宴会で浮いているのはいつも自分だけ。僕の話に彼女は振り向いてもくれない…。思い当たるあなたは、すでに悲劇が始まっています」 思い当たりまくりです。 …

【新聞広告】跳び箱型小物入れ

2014年の日経新聞より 跳び箱型小物入れ。11315円。 「誰もが夢中で跳んだ跳び箱が、小物入れに大変身!」というキャッチが秀逸。 本文もセピアでウェットな哀愁漂う名文です。

【富士そば】花束を君に

富士そばを君に贈ろう愛しい人 愛しい人どんな言葉並べても真実にはならないから今日は贈ろう 涙色の盛りそばを君に 毎日の人知れぬ苦労や淋しみも無くただ楽しいことばかりだったら愛なんて知らずに済んだのにな 富士そばを君に贈ろう言いたいこと 言いたい…

【ツナ】涙そうそう

古いツナ缶めくり ありがとうってつぶやいたいつもいつも棚の中 はげましてくれる友よ晴れ渡る日も 雨の日も 想うあのマグロおかずが何もなくても 醤油をたらして 白いご飯と ツナそうそう

【福岡市西新・七輪焼肉わさび】SHAKE

シェイクシェイク ブギーな炭火焼きチョーベリベリ最高 ヒッピハッピシェイクシューシュー 鶏が蒸されてくあしたからハレルヤ岩塩でタベルヤ

【大洋ホエールズ】香水

別に君を求めてないけど横浜に来てると思いだす君の、ポンセ・明夫・若菜とその盗塁のせいだよ

【ウエストの丸天】ちょこっとLOVE

さかなの揚げを 皿に置いたぞネギとおろしを そこに載せておいたぞ生のビールも 一緒に飲むぞ一人だけど楽しいぞ丸天、丸天、丸天、丸天、丸天

【赤福】ラブ・イズ・オーヴァー

Love is over 悲しいけれど終わりにしよう きりがないからLove is over ワケなどないよただ八つだけの あなたのため Love is over 若いあやまちと笑って食べる 時が来るからLove is over 泣くな男だろう赤福の事は 早く忘れて わたしはあんこを忘れはしない…

【孤狼の血 LEVEL2】アップデートされた仁義なき戦い

前作同様、初日に観てきました!広島大好き、仁義なき戦い大好きな立場としては、鑑賞は義務だと考えており。やっぱり、冒頭からあのテイストのナレーションはテンションが上がります。何というか、おおっ!来た来た!と腰が浮く感じというか。 ストーリーは…