【ベルーシ】生き急いだ天才コメディアン
有楽町で観てきました。
伝説のコメディアン、ジョン・ベルーシの生涯を追ったドキュメンタリー映画。
子どもの頃、正月の昼過ぎだか夜中だかに再放送されていた『ブルース・ブラザース』。
そのカッコよさ、ハチャメチャさに驚き、ジェイク・ブルース(ジョン・ベルーシ)の大ファンになりました。
この人は何者なのかと調べたら、オーバードーズでとっくの昔に亡くなっていてビックリしたことを覚えています。
知った時にはこの世に居なかったとの点で、私の中ではブルース・リーのような存在です。
(ブルース尽くしでややこしいですが)
今回、サタデーナイトライブの映像を初めて観ましたが、その勢いと破天荒な存在感に衝撃。
70年代後半のアメリカの若者たちにとってのアイコンだったことがよく理解できました。
敢えて日本人に例えると、オレたちひょうきん族時代のビートたけしのような感じかと。
というか、大袈裟ではなく日本のバラエティも彼に多大な影響を受けていると思います。
まるでロックスターのような太く短い人生。
ずっと憧れの気持ちを持っていたのですが、実態としては決してカッコいいものではなく。
奥さんに送り続けた手紙に心が痛みました…。
まさにアメリカン・ドリームの光と影。
とはいえ、ダン・エイクロイド(ブルース・ブラザースの相棒のエルウッド・ブルース役)との友情に何度となく気持ちが救われました。
観賞後、携帯にダウンロードしているブルース・ブラザーズのサントラを聴きながら帰宅。
コントもできて、歌って踊れる映画俳優。
改めて、やっぱりレジェンドです。