粉砕者の日記

昔ながらの観光地、プロレス、寄席、映画、職人芸、人間の業、怪しいモノに目がない団塊ジュニアの日記

【空也上人と六波羅蜜寺】日本を代表する仏像アート

少し前に行ってきました!
それこそ中学時代から「空也上人像」の大ファン。
南無阿弥陀仏という言葉の一つ一つが仏像になったという逸話を、彫刻として見事に表現。
その思想性と芸術性の高さにノックアウトされ続けてきました。

果たして今回、生・空也上人像に初めての邂逅。
いや、痺れるほど興奮しました。
その表情、腰の曲がり方、衣類の皺、横から見た姿、後ろから見た姿、そして口から表出された6体の仏像たち。
これを芸術と言わずして何と言いましょう。
ああ、時間がない中でも来て良かったと、心の奥底から噛み締めました。

他の像で印象的だったのは運慶像ですね。
まるで、そこに座ってるかのようなリアリティ。
意志を感じる表情とゴツい手。
それでいて、ほんの少しデフォルメされているのが何とも日本的なのです。

物販コーナーには、空也上人好きのおじさん&おばさんたちが、血眼でグッズを買いまくっており。
特に、空也上人フィギュアは、多くのファンたちの瞳孔をMAXまで開かせていました。
私も、一筆便箋やポストカード、六波羅蜜寺特製のお香などを、たんまりと買い込んだ次第。
ただ、焼印がクールな「茶の菓」が売り切れていたことには、心底、ガッカリしました。
もっと早い時間に来館予約すべきでした…。

とはいえ、春の陽気と仏像に気持ちも晴れ晴れ。
会期中、もう1回は上人像を拝みに行く予定です。

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